大切なのはバランスです。
知識や技術を求められがちな時代ですが、それだけに偏ってしまっては、もっとも大切にすべき健全な人格をつくれません。
サンクパール幼稚園では、まず人間性をバランス良く育てます。
保育にとって大切なのは、子どもたちとふれあうあらゆる人間が、同じ方向を見つめているということ。
私たち職員は、ご両親のみなさまと共有する理念のもと、同じ方向を見つめて保育にあたります。
幼児期、生きる力の基礎を培う時期です。
幼稚園で過ごす時間全てが保育だと考えます。
決められたこと、決まっていることだけをこなすのではなく、目の前で起きたことに向かう力を大事にします。
失敗経験、ハプニングにこそ、成長が見えてきます。
友達が大泣きしていたら・・・
みんなで作ったものが壊れちゃったら・・・
遠足が雨で延期になったら・・・
ピンチをチャンスに変える経験を大事にしていきたいと思っています。
大人の愛情を十分に感じながら、経験を豊かにして欲しいと願います。
自己肯定感、達成感をもつことは、心の安定につながり、次の意欲が生まれます。
家庭との違いは、同年代の子がたくさんいること。
友情も芽生えますが、けんかも起きます。
集団として成長していくことも、幼稚園の大きな役割です。
幼児期に大切なこと、幼稚園だからできることを考え、保育に努めてまいります。

サンクパール幼稚園の教育方針は
全人教育に基づくものです
全人教育とは、個人の一面的な能力を発達させるのではなく、人間の持つ本質的な個性や能力を全面にわたって、調和的に発達させることを目的とする教育のこと。
「1 真、2 善、3 美、4 聖、5 健」
つまり
「1 学問、2 道徳、3 芸術、4 宗教心、5 身体」
この五つの要素を全面的にバランス良く獲得し、さらには個性を伸ばしていきます。